ニューデリー:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下は、インドの首都ニューデリーで開催され10日に閉幕したG20首脳会議に合わせ、世界各国の首脳および代表らと二国間会談を行った。
ニューデリー入りした皇太子はサウジ代表団を率いてG20首脳会議に出席した後、ナレンドラ・モディ首相の招待に応じてインド公式訪問を開始した。公式訪問では貿易に関する協議やビジネスフォーラムが予定されている。
皇太子は9日、日本の岸田文雄首相と会談し、サウジ・日本関係の進展について話し合った。両国は水素発電電力を含むエネルギーに関して長年にわたって協力を享受してきた。
両国政府の高官らが会談に出席した。サウジ側の出席者には、外相のファイサル・ビン・ファルハーン王子、国家安全保障顧問のムサード・アル・アイバン博士、商業相のマージド・アル・カサビー博士、ハーリド・アル・ファーレフ投資相、ムハンマド・アル・ジャダーン財務相が含まれていた。
サウジ通信によると、皇太子は10日朝、バングラデシュのシェイク・ハシナ首相と会談し、同国との関係強化へのサウジアラビアのコミットメントを再確認した。
皇太子は、サウジアラビアによるバングラデシュにおける多くの投資に満足していると述べた。それらの投資には、パテンガ・コンテナターミナル、パイラ港、ACWAパワーによる同国各地の太陽光発電プロジェクトが含まれる。ハシナ首相は皇太子に対し、バングラデシュを訪問するよう正式に招待した。
皇太子は10日、アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領やブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領を含む南米諸国の首脳らとの会談も行った。
また、欧州理事会のシャルル・ミシェル議長とも会談した。
インドがG20議長国に就任して以来、サウジアラビアの代表団は、エネルギーや金融から文化、若者、女性のエンパワーメントに至るまでの幅広いテーマを扱う様々な会合に積極的に出席してきた。
19ヶ国の主要参加国、9ヶ国のゲスト国、3つの地域機関の首脳・代表らを迎えたインドは、10日にG20首脳会議を閉会した。2024年はブラジルがG20議長国を務めることになっている。
ブラジルのルーラ大統領は10日、議長国の証である小槌を受け取り、議長国を務める同国は社会的包摂や飢餓対策に加え、エネルギー移行、持続可能な開発、グローバル・ガバナンス機構の改革に優先的に取り組むと述べた。