





ドバイ: 日本のチームラボ・ボーダレス・ミュージアムは、サウジアラビア文化省の協力により、今夏ジェッダにオープンする予定であると発表した。
「チームラボ・ボーダレス」は、世界中のアーティストがデザインしたインタラクティブなアート作品のコレクションで、ボーダレスなひとつの世界を形成している。「チームラボ・ボーダレス・ジェッダ」と名づけられたこの美術館は、中東初の常設美術館となる。
ジェッダ・ミュージアムは、ユネスコに登録されたジェッダ歴史地区のパノラマビューを提供し、”Borderless World”、”Athletics Forest”、”Future Park”、”Forest of Lamps”、”EN TEA HOUSE “など80のアート作品を展示する。
また、「アスレチックの森」では、脳の発達を促すために体を動かすなど、ユニークな体験ができる。
2020年にアラブニュース・ジャパンの取材に応じたチームラボの工藤岳コミュニケーション・マネージャーは、前向きで未来的なアート空間を作る計画だと語った。
「私たちが創造するものは、言葉で説明できるものではありません。来場者と作品の間に境界線はありません。もしあなたが私たちの空間の中に立っているなら、あなたの周りにいくつかの花が咲き始め、もしあなたがそれに触れるなら、あなたはそれを活性化させるでしょう」と彼は言った。
このミュージアムは、歴史地区を豊かにし、文化の中心地として確立しようとする同省の努力の重要な一部である。