



ドバイ:ポケモンのアッシュ・ケッチャムとミスティの日本人声優、松本梨香と飯塚真弓が6月1日~2日にドバイでグリーティングを開催し、中東のファンたちと2日間にわたってこのアイコン的アニメを祝った。
スターたちはタイムズスクエアセンターのスピーディー・コミックスでファンと交流し、ポケモン関連グッズにサインをした。さらに、同店ではコスプレ大会とトレーディングカードゲーム(TCG)大会が開催され、声優たちが優勝者を発表し、個別に表彰した。
松本は2023年にドバイで初めてグリーティングを行った。彼女はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、再びドバイに戻り、ポケモンファンに会えることを喜んでいると語った。
「ドバイは遠いけれど、心は近いような気がします。昨年私に会いに来てくれた)何人かの子供たちは、1年で大きくなりました。またここに来られて嬉しいです」
一方、飯塚にとってUAEは初めての訪問となる。「この場所に来たかった。皆さんにお会いできて嬉しいです。とても嬉しいです」とアラブニュース・ジャパンに語った。
ポケモンは1990年代にアラビア語に吹き替えられた後、中東で人気を博し、アラブの子供たちの子供時代に欠かせないものとなった。飯塚は、この番組が中東のファンの心に響くのは、アニメが人々のつながりを完璧に捉えているからだと考えている。
「(ポケモンは)愛と、人と人とのつながりという考え方に重きを置いています。この作品のテーマとその土台は、この場所にいるみんなの心の中にも共通にあるものです。観客はみんな愛を持っていて、つながっている。私はここでそれをとても感じています」
20年以上にわたってアッシュ・ケッチャムの声を担当してきた松本は、ポケモンのテーマがGCCの観客に語りかけると考えている。
アラブニュース・ジャパンの取材に対し、「ドバイの人たちは(旅行や冒険が)好きだから、その部分で共鳴するのではないでしょうか?それは素晴らしいです」と語った。
松本は俳優業の他に歌手としても活動しており、「めざせポケモンマスター」や「やじるしになって!」など、ポケモンの様々な曲を歌っている。
現在は、日本の人気テレビ番組「爆上戦隊ブンブンジャー」のエンディング曲を担当するなど、音楽活動にも力を入れている。
「言葉やその他が違っても、音楽は多くのことを伝えてくれます」と彼女はアラブニュース・ジャパンに語った。
2人の俳優はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、将来またGCCを訪れ、アラブのファンと再会することを楽しみにしていると語った。
「今日こうしてこの場所に来て、皆さんの熱い想いを受け取りました。私たちも皆さんに届けられるということです」と飯塚はアラブニュース・ジャパンに語った。「皆さんに想いを届けられたらと思いますし、(また)是非来たいと思います」と締めくくった。