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日本の東宝、ジブリ作品の米販売会社を買収し海外展開を強化

2016年7月30日、東京・歌舞伎町の新宿東宝ビルで、ゴジラの頭部を撮影する人々。(AP/ファイル写真)
2016年7月30日、東京・歌舞伎町の新宿東宝ビルで、ゴジラの頭部を撮影する人々。(AP/ファイル写真)
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16 Oct 2024 09:10:45 GMT9
16 Oct 2024 09:10:45 GMT9

東京:ゴジラ映画シリーズの制作会社である日本の東宝株式会社は、海外展開を強化するため、スタジオジブリの有名なアニメーション映画の米国販売会社を買収すると水曜日に発表した。

この買収は、日本のエンターテイメントが世界的に人気を集めている中で行われ、アニメーションと海外市場を中心とした東宝の複数年にわたる成長戦略に沿ったものである。

ジブリのオスカー受賞作『君たちはどう生きるか』を配給したニューヨークのGKIDSは、この取引により東宝の完全子会社となる。両社からの声明では取引条件は明らかにされていない。

「我々は、名高い歴史ある東宝と手を組むことができ、本当に感激しています」と、オスカーに13回ノミネートされたアニメ映画を配給したGKIDSは声明で述べた。創設者のエリック・ベックマン氏とデイブ・ジェステッド社長の発言を引用した。

東宝の「ゴジラ・ミニナス・ワン」は海外市場でヒットし、3月に視覚効果部門でオスカーを受賞した。また、ほとんど日本語で撮影された歴史大作「Shogun」は、先月、ドラマの単一シーズンとしてはエミー賞の歴代最多受賞記録を更新した。

内閣府によると、2021年の日本のエンターテインメント業界は12兆9000億円(864億3000万ドル)の規模で、米国、中国に次いで世界第3位である。

GKIDSは、著名な日本人監督である宮崎駿氏のスタジオであるジブリの北米における映画カタログを管理している。

3月には、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーと契約を結び、ジブリ映画の米国でのストリーミング配信権を拡大した。

ロイター

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