


ドバイ:『ハンター×ハンター』のキルア・ゾルディック役で知られる日本のベテラン声優、伊瀬茉莉也が2月22日、23日にドバイのタイムズスクエアセンターで行われたグリーティングイベントにスペシャルゲストとして参加した。
このイベントはスピーディー・コミックス・ミドルイーストとポップコン・ミドルイーストが主催した。
UAEのアニメファンはサインをもらったり、日本の声優と写真を撮ったりすることができた。
伊瀬氏はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、声優になったきっかけについて、幼い頃にジブリ・スタジオの映画『もののけ姫』(1997年)に影響を受けたと説明した。
「最初はアニメの監督になりたかったのですが、アニメ業界の一員になりたいと思い、その頃から声優になりました」と語った。
彼女が声優として初めて正式に出演したのは、16歳の時に出演した『蟲師』(2005年)の五百鈴れんず役だった。
「HUNTER×HUNTER」シリーズのキルア・ゾルディック役はオーディションで選ばれたという。
「「ハンター×ハンター」(1999年)の大ファンで、キルアは大好きなキャラクターでした。リメイクシリーズが発表され、キャストが総入れ替えになったとき、その一員になれることに興奮してオーディションを受け、役をいただきました。長い間深く愛しているキャラクターの声を担当できることは、私にとって本当に光栄なことでした」と同氏は語った。
彼女はポケモン・ザ・シリーズでもエウレカ/ボニーの声優を務めた。
「初めて買ったゲームは初代ゲームボーイのポケモンで、それ以来ずっとシリーズのファンです」と彼女はアラブニュース・ジャパンに語った。「ポケモンは世界中で、特に日本で大きな現象となり、ポケモン・ザ・シリーズXYが発表されたとき、私は選ばれました。私は小さな女の子エウレカ/ボニーの声を担当することになりました。それは私にとって少し難しいことでしたが、私は本当にシリーズで彼女の声をやりたかったのです 」と語った。
同氏は、今回が初めてのUAEで、ファンと会ったり、いろいろな場所を訪れることができてとても嬉しかったと語った。「初めてドバイを訪れて、特にこの時期に素晴らしい街で、ここの人々に会えてとても嬉しかった。ドバイの文化、食べ物、そして人々に感動しました。彼らは私を家族のように扱ってくれて、本当に感謝しています」と彼女は語った。
このイベントでは、2月22日(土)にタイムズスクエアセンターにあるスピーディー・コミックスの新店舗のオープニングセレモニーが行われた。オープニング・セレモニーには、在ドバイ日本国総領事館の今西淳総領事をはじめとする来賓が出席した。