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ポケモンシリーズは「あと50年から100年は続く」とCEO

2024年4月26日、ソウルのロッテワールドタワーの外に展示されたポケモンキャラクターの像を見学する人々の行列。(AFP=時事)
2024年4月26日、ソウルのロッテワールドタワーの外に展示されたポケモンキャラクターの像を見学する人々の行列。(AFP=時事)
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05 Mar 2025 02:03:06 GMT9
05 Mar 2025 02:03:06 GMT9

アラブニュース・ジャパン

ポケモン・カンパニーのトップは、このフランチャイズが進化し続ければ、あと50年から100年は続くと考えている。

1998年から同社を率いる石原恒和CEOは、長寿の鍵はイノベーションだとBBCニュースに語った。

1996年に任天堂のゲームボーイでデビューして以来、ポケモンは映画やテレビに進出し、トレーディングカード市場も活況を呈している。

しかし、この成功はダフ屋行為や偽造品などの問題にもつながっている。石原氏は転売市場の影響を認めつつも、同社がコントロールできる範囲は限られていると述べた。

一方、法務チームは模倣品との闘いを続けており、ポケモンの知的財産権を侵害していると主張するパルワールドのクリエイターに対する最近の訴訟もそのひとつだ。

毎年恒例のポケモンの日のショーケースでは、ファンはポケモン伝説の拡大映像を見た。 また、今年後半に発売予定のモバイルゲーム「Pokémon Champions」の映像も公開された。

デジタルと実物のトレーディングカードゲームのアップデートも明らかにされた。

石原氏は、ポケモンが世代を超えた「コミュニケーションツール」としての役割を果たしたことが成功につながったと評価する。

このことは、先日ロンドンで開催されたインターナショナル・チャンピオンシップのヨーロッパ大会でも明らかで、何千人ものファンが集まった。

他の大手日本ブランドとは異なり、ポケモン社は非上場企業であるため、すべての利益をフランチャイズに再投資することができる。

石原氏はBBCの取材に対し、「我々がやっているのはポケモンだけです。ポケモンの人気がなくなれば、我々は倒産するでしょう」と石原氏はBBCに語った。

最愛のキャラクターであるアッシュとピカチュウの将来について、石原氏は、彼らの旅はスクリーンの外でも続くとファンに断言した。

ポケモンが30周年を迎えようとしている今、オリジナルのゲームボーイゲームをリメイクする可能性など、特別な計画についての憶測が広がっている。

石原氏は口をつぐんだが、現実とバーチャルの世界をつなぐという同社の使命を強調した。

「私たちが集中し続ければ、ポケモンはあと50年、いや100年でも続けることができる」と語った。

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