• ピーターズは、受賞歴もある世界最大の鏡面建築物「アル・マラヤ・シアター」で公演する初めてのコメディアンとなる。
• ピーターズは、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン、シドニーのオペラハウス、ロンドンのO2アリーナの観客動員記録を持っている。

マイ・アルマズーギ

ジェッダ：カナダ人コメディアンのラッセル・ピーターズは2月18日、サウジアラビア北西部のアル・ウラーで開催される初めてのスタンダップコメディ公演の舞台に立つ。

ピーターズは、受賞歴のある世界最大の鏡面建築物「アル・マラヤ・シアター」で公演する初めてのコメディアンとなる。

500名収容のこの劇場は、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン、シドニーのオペラハウス、ロンドンのO2アリーナの観客動員記録や、英国で個人コメディーショーのチケット販売枚数記録をもつピーターズにとっては、親密さを感じられる舞台となる。

この公演は彼のワールドツアー「Act Your Age」の一部であり、一夜限りの公演となる。ピーターズはコメディアンとして初めて、サウジアラビアのユネスコ世界遺産で舞台に立つことになる。

ただし彼は2016年の「Almost Famous」ワールドツアーでリヤドで公演を行っており、同国で舞台に立つのはこれが初めてではない。

ピーターズは自身のSNSアカウントに「サウジアラビア、戻ってきたよ！」と投稿し、サウジアラビアで再び舞台に立つと発表した。「アル・ウラー・アートフェスティバルで、受賞歴のあるすばらしい会場で公演を行う初めてのコメディアンとして、アル・ウラーのアル・マラヤで一夜限りのパフォーマンスを行うことになった！」「興奮してワクワクが止まらない。とても光栄だ！」

ピーターズは390万人いるTwitterのフォロワーに対しても、このライブのニュースを伝えた。

彼は文化、老い、世界の現状などをコミカルに表現するコメディアンだ。

19歳の時にカナダでスタンダップコメディを始めて以来、数カ国で公演を行っている。

エミー賞、ピーボディ賞、ジェミニ賞など、数々の賞も受賞している。

最近では、ローリング・ストーン誌の「ベスト・コメディアン50名」にも選出されている。

アル・マラヤ・シアターでは、過去にイタリア人テノール歌手のアンドレア・ボチェッリ、シンガーのアリシア・キーズ、エンリケ・イグレシアスなど、国際的な大スターが公演を開いている。

「鏡」を意味する「マラヤ」の名を持つ「アル・マラヤ・シアター」は、最先端の多目的ホールだ。9,740枚の鏡面パネルで覆われたこの建造物には、アル・ウラーの素晴らしい風景が映し出される。

ピーターズのショーは、2月13日から3月31日まで開催される「アル・ウラー・アートフェスティバル」の一部として開催される。同フェスティバルは、2ヶ月間にわたるイベント「アル・ウラー・モーメント」の一部として開催される。