




カーラ・チャール―
クウェートを本拠に若者の総合的な成長を目指して活動している非営利組織、LOYACアート・アンド・パフォーマンス・アカデミーは、レバノンの首都ベイルートを揺るがせた8月4日のベイルート港での爆発の被害を受けた人々の家の建て直しを支援する、バーチャルアート募金展を開催している。この爆発事故では200人以上が死亡、数千人が負傷した。
「RISE UP BEIRUT(立ち上がれベイルート)」というタイトルで開催されるこのオンラインアート募金展は、LOYACレバノンが開催した同様のキャンペーンを受け継ぐイベントとして、インスタグラムとフェイスブック上で8月22日から9月まで開催されている。LOYACレバノンは、爆発によって破壊された家屋やビルの復旧活動のため、被害の調査に尽力している。
同募金展は、コミュニティの構築におけるアートの役割を強化し、またクウェート、レバノンおよびその他の国々のアーティストによる芸術作品を通じて「破壊ばかりが目立つ時代に愛と平和のメッセージを送る」ことを目的としている。
展示の収益は、大惨事となった爆発事故の被害者の家の再建・改修用に直接寄付される。