



アラブニュースジャパン
東京:東京のヨルダン大使館が「私たちは忘れない」と題された写真展を開催した。ピューリッツァー賞を受賞したヨルダン人写真家ムハマド・ムヘイセン氏によるヨルダン難民キャンプの選出された作品の数々が特集された。作品の主な被写体は世界で5番目の規模となるザータリ難民キャンプである。
写真展はヨルダン大使館、UNHCR、国際協力機構(JICA)の共同で行われた。
駐日ヨルダン大使リーナ・アンナーブは、ヨルダンはこれまで常に武力対立や不法占拠、追放、強制移住などのために国を追われ、保護と安全を求めてきた多くの人々に避難所と保護を提供してきたと述べた。今日ではヨルダンが一人あたりの世界最大の難民受入国になっており、ほとんどの難民をパレスチナやシリアから受け入れている。
「私たちは忘れない」は自らの家や国の安全性が脅かされ逃亡を余儀なくされた罪のない人々に光を当てようとする試みである。
駐日大使は、これらの難民は最も基本的な権利が奪われただけでなく、冷酷にも非人間的に扱われ、排除されてきた人々だと述べた。