• Saggafさんは現在Instagramで商品を販売しており、サウジアラビア全土に配送しています。

Ruba Obaid 

コロナウイルスのパンデミックは、世界中の企業に前例のない難題を与えましたが、人々がますますオンラインサービスに依存するようになるにつれ、eコマースの成長も加速させました。

サウジアラビアのインテリアデザイナー、Abrar Saggafさん（@Abrarsaggaf）は、この王国でのウイルス発生のピーク時の7月にブランドShaqmataを立ち上げました。

しかし、パンデミックによって引き起こされた経済状況に巻き込まれるのではなく、Saggafさんは何か新しいことへの挑戦を決心したのです。

「自分自身に質問をしました。自分の才能に投資して多くの潜在的な機会を探求できるというのに、なぜ1つの専門分野、キャリア、収入源に制限する必要があるのだろうか」と、彼女はアラブニュースに語りました。「引き出しを開けると長年にわたって集めた線画がたくさんありました。それらは地元の文化を反映していて、自分のアートスタイルを製品に変えることにしたのです。」

Shaqmata（@shaqmata）は、アラビア語で落書きを意味し、Saggafさんのアート作品を日常の製品に変えます。

長年の間、ソーシャルメディア上の友人から彼女の線画を基にラグや枕などの装飾品を作るように勧められていました。これらの線画は、落書きという彼女のストレス解消戦略の賜物だったのです。

Saggafさんはバッグから始め、7月から3つのデザインを発表しました。デザインは、彼女が特定の文化を反映するように作成した3つの異なるキャラクターに基づいています。

彼女はまた、1か月以内に新製品（モダンなアバヤ、つまりライトジャケット）の発売に取り組んでいます。

Shaqmataが他のブランドと一線を画すのは、そのリーズナブルな価格と、品質と洗練されたデザインです。

「私たちの製品の各キャラクターには、名前、生年月日、そしてストーリーがあります。製品に深みを与えるほど、より多くの人々が親近感を持つようになります」と彼女は付け加えました。「当初、お客様はデザインで製品を注文していましたが、今ではデザインを名前で知っています。」

Shaqmataは幅広い顧客を対象にしています。Saggafさんの潜在的な顧客は、ストーリーがあり、また実用的でもある、ユニークで特別な製品に興味のある人です。

「さらに、クリエイティブな地元のブランドに興味のある人たちや、文化や芸術の愛好家です。」

彼女の10年間のインテリアデザインの経験は、アートへの情熱とともに、数か月でビジネスを成長させるのに役立ちました。

「これは私にとってまったく新しい経験ですが、インテリアデザインでの長年の経験は、対象となる顧客のニーズを満たす方法の理解に役立ちました。」

彼女は若者たちにチャンスをつかみ、あえて夢のプロジェクトへの第一歩を踏み出すことを奨励しています。「自分自身を探求しようとすると、誰でも注目と投資に値する隠れた才能を見つけることができるでしょう。」

Saggafさんは現在Instagramで商品を販売しており、サウジアラビア全土に配送しています。しかし、商品まもなくジェッダの2つのコンセプトストアでも購入可能になり、リヤドとアルコバールでも可能になります。

彼女はまた、このブランドが同様の関心を持つクリエイティブなアーティストが貢献するためのプラットフォームとして機能することで、世界中のより多くの顧客に製品を提供したいと考えています。

「私の目標は無限です。このプロジェクトを可能な限り大きく成長させ、世界中の顧客につながりたいと思っています。」