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ドバイと言えば、人工島、象徴的な摩天楼、世界初の7つ星ホテルを称するブルジュ・アル・アラブで知られている。そこに人気観光アトラクションのマダム・タッソー館のドバイバージョンが加わる。
今年後半に世界的に有名な蝋人形館が、ドバイのブルーウォーターアイランドに中東初の分館を開館する。火曜日にマーリン・エンターテイメンツ(Merlin)が発表した。
訪問者はえりすぐりの世界的スターの蝋人形60体と共に写真撮影ができる。それには中東地域の人物の新作蝋人形16体も含まれている。
アトラクションは、テーマごとに7室を備え、そのひとつのボリウッド映画の間ではボリウッドの帝王と称されるシャー・ルク・カーンの蝋人形がお目見えする。
他にも、カイリー・ジェンナー、カーラ・デルヴィーニュ、サッカー界のレジェンドであるクリスティアーノ・ロナウドらの蝋人形が並ぶ。
「新たなマダム・タッソー館では、世界の有名人に加え、ナンシー・アジュラム、マヤ・ディアブら中東で人気の人物が並びます。その他の人物についても近日発表します」と、マーリン・エンターテイメンツのミッドウェイ・ヨーロッパおよびグローバルニューオープニング担当シニア・ディビジョンディレクターであるメイケ・リッパート氏は語った。
蝋人形の製作には1体につきおよそ12週間かかる。その過程では身体の500カ所以上を綿密に測定し、人毛をひと房ずつ挿入し、無数の塗りを重ねて肌のトーンを作り上げる。
蝋人形1体の製作費は必要な作業次第で最大208,000ドルにおよぶ。
最初のマダム・タッソー館は1835年にロンドンで開館し、今日まで英国首都の人気観光スポットであり続けている。
アムステルダム、香港、ロサンゼルス、ラスベガス、上海、武漢、ニューヨークにも分館がある。
マダム・タッソー・ドバイのゼネラルマネージャー、サナス・コルスル氏は、「名だたるマダム・タッソー館をUAEに開館するのは感動的な経験だ」と述べた。
「本館はマダム・タッソーの25番目の蝋人形アトラクションで、GCC諸国では初めてだ。ドバイの魅力あるスポットのラインナップにまったく新しいエンターテインメント体験をもたらし、世界的観光地としてのブルーウォーターの評判を確固たるものにしたい」。