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紅海映画祭、サウジ人監督作を含む一連の作品に補助金

12月に開催される紅海国際映画祭の映画祭委員長を務めるムハンマド・アルトゥルキ氏。(ファイル写真:Getty Images)
12月に開催される紅海国際映画祭の映画祭委員長を務めるムハンマド・アルトゥルキ氏。(ファイル写真:Getty Images)
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07 Sep 2021 05:09:39 GMT9
07 Sep 2021 05:09:39 GMT9
  • 第1回目の紅海国際映画祭は、12月6日から15日までジェッダで開催される
  • 同映画祭はアラブ諸国の映画制作を支援する基金を用意

アラブニュース

ロンドン:サウジアラビアで始動する紅海国際映画祭は、14本のアラビア語映画に補助金を提供すると発表した。その中にはサウジアラビアの著名な映画監督による作品も3本含まれている。

この新たな支援の取り組みはベネチア映画祭で発表された。ベネチアでも紅海国際映画祭とサウジアラビアの映画人たちは大きなインパクトを与えている。

支給対象に選ばれた作品には、制作およびポストプロダクションの段階で補助金が支給される。アラブ諸国の映画製作者を支援するために用意された1,400万ドルの開発用基金が、その財源となっている。

選ばれた14作品の中には、サウジアラビアの監督による3作品が含まれている。オマール・ナイム監督の『Route 10』、ファティマ・アルバナウィ監督の『Basma』、複数のアーティストが共同監督を務める『Quareer』の3作だ。

アラブ世界のどこからでもクリエイターたちは応募可能で、650名におよぶ応募者の中から選ばれれば、自らの作品のための補助金を得ることができる。

紅海映画祭の基金は、初年度に100作品の制作を支援することを目標としており、今回発表された助成対象作品は、その支援計画の一環である。

12月には第2次の助成対象作品群が発表され、そして記念すべき第1回目の紅海国際映画祭は、12月6日から15日までジェッダで開催される。

 

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