

シャムス・エル・ムタワリ
ドバイ: デルモニコ・ブックス社と「アカデミー映画博物館」が、スタジオジブリとの提携による288ページの書籍、『ハヤオ・ミヤザキ』を45ドル(4947円)で発売した。
この本は、宮崎映画の創作過程をスタジオジブリファンにわかりやすく紹介するもので、アートブック、アマゾン、バーンズ&ノーブルなどの書店で購入することができる。
内容は、『となりのトトロ』(1988年)、『魔女の宅急便』(1989年)、『もののけ姫』(1997年)、『千と千尋の神隠し』(2001年)、『ハウルの動く城』(2004年)といった有名な宮崎作品のイラスト、キャラクターデザイン、背景、絵コンテなどから成る。
デルモニコ・ブックス社はこの本について、「人々から慕われる映画監督、宮崎駿氏の独特の映画の世界を、豊富なイラストで見る旅 」と説明している。
同社の公式サイトではまた、「宮崎氏は何世代ものアーティストに影響を与えてきた。感情に訴えかける自然設定や、強い少女や若い女性たちを多用したその複雑なキャラクターたちは、文化の壁を越えた普遍的魅力をもっている」と説明している。
デルモニコ・ブックス社は、美術館、アーティスト、ギャラリーなどとの提携により、アート、写真、デザイン、文化に関する書籍を幅広く出版しており、さまざまな受賞作品も出している。
今回の書籍は、ロサンゼルスの「アカデミー映画博物館」2021年創設記念展を祝して出版されたものでもある。