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サウジアラビア人、クウェートとレバノンで上映禁止の『ナイル殺人事件』を最近オープンした映画館で楽しむ

イスラエル国防軍で兵役に就き訓練を受けたガドット氏や、イスラエル人が出演や監督した映画が、一部のアラブ諸国で上映禁止になるのは今回が初めてではない。(スクリーンショット)
イスラエル国防軍で兵役に就き訓練を受けたガドット氏や、イスラエル人が出演や監督した映画が、一部のアラブ諸国で上映禁止になるのは今回が初めてではない。(スクリーンショット)
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13 Feb 2022 02:02:21 GMT9
13 Feb 2022 02:02:21 GMT9

アラブニュース

リヤド:レバノンやクウェートなどアラブのいくつかの国が、イスラエル人女優ガル・ガドット氏が出演する『ナイル殺人事件』を禁止する措置をとる中、サウジアラビアの人々は新しくオープンしたばかりの映画館でこの映画を見るために列を作った。

イスラエル国防軍で兵役に就き訓練を受けたガドット氏や、イスラエル人が出演や監督した映画が、一部のアラブ諸国、特にイランと関係の深い国で上映禁止になるのは今回が初めてではない。

人々が鑑賞を阻まれた有名な映画には、『ワンダーウーマン』、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』、『シンドラーのリスト』などがある。

「実際のところ、映画の内容や主演している俳優、それに関連するものに問題があるのであれば、単に観に行かなければいいのです。ボイコットを呼びかけるのは勝手ですが、他の誰も観ないようにする権利はないはずです」と、ブロガーのエリー・ファレス氏は『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が上映禁止になったときに言った。

サウジアラビアはイスラエルとの外交関係はなく、パレスチナの領域での侵略やガザでの戦争を一貫して非難しているが、楽しい映画や芸術作品と、ヒズボラ支持者がイスラエルのプロパガンダやイスラエル国防軍の資金源として非難しているものを区別している。

2022年2月12日現在、サウジアラビアで上映されている映画。(スクリーンショット)

「現実的に考えて、レバノンでヒズボラ当局が『ナイル殺人事件』を禁止しても、すぐにレバノン全土で最も人気のストリーミングまたはダウンロードされた映画になるでしょう」と記者兼アナリストのOubai Shahbandar氏はツイートした。

アガサ・クリスティの代表作の一つを映画化したフーダニットの傑作は、ケネス・ブラナー氏が監督し、彼自身やアーミー・ハマー氏、ガドット氏らが出演している。

クウェートのアル・カバス新聞によると、この決定は、ソーシャルメディア上でこの映画を禁止するよう要求されたことを受けて下された。

ソーシャルメディアユーザーは、ガドット氏がイスラエル軍を賞賛し、2014年のガザ戦争でハマス批判をしたことを指摘した。

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