アミン アッバス
ドバイ:アブダビで3月26日、UAEの「いけばな小原流」と「茶道裏千家アブダビ教室」の初のコラボレーションによる、生け花と茶道のワークショップが開催された。
ワークショップでは、桜を使って生け花の概念と基本形を学ぶグループと、日本の伝統的な茶道を学ぶグループの2つのレッスンが行われた。
ワークショップに参加した人たちは、生け花と茶道の両方を学ぶことで、とても楽しい時間を過ごした。
いけばな小原流UAE支部教授の大木春慧氏は、今回のワークショップについて次のように語っている。「日本で桜が開花するこの3月末に、切り枝の桜が流通することはありません。生け花では通常、季節を2カ月程先取りします。ですから、今回の桜は日本の栽培業者さんに特別にオーダーしました。」
「今回のワークショップは、UAEと日本の外交関係50周年記念の一環として、茶道裏千家アブダビ教室とのコラボレーションを初めて行いました。日本文化を学びたいという多くの方々にご参加いただき、大変うれしく思っています」
茶道裏千家アブダビ教室の平岩夕佳氏は、今回のワークショップについて次のように語っている。「ワークショップを行いましたが、ここでは茶道について、より深く理解してもらえたと感じています。茶道は儀式的なものではなく、日々の生活に根ざしたものです。茶道の稽古をすることで、人生の本当の大切さを学ぶことができる言うことを伝えたいです。」
「茶道や生け花に興味を持つ方がたくさんいらっしゃることにとても驚いています。私たちは皆様と素晴らしい機会を持つことができたと思います」