
2025年大阪・関西万博の開幕1000日前の18日夜、東京都内と大阪市内で記念イベントが開かれた。公式キャラクターの愛称は「ミャクミャク」と発表。知恵と技術、歴史や文化を脈々と未来に受け継いでほしいとの意味が込められているという。
またイベントの一環で、東京スカイツリー(東京都墨田区)が、万博イメージカラーの青、白、赤にライトアップされた。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)では、人気デュオ「コブクロ」が万博テーマソング「この地球(ほし)の続きを」を披露するライブを行った。
岸田文雄首相は都内のイベントに参加し「大阪、関西のみならず、全国での関心が一層高まっていくことを期待したい」と述べた。
公式キャラクターは、日本国際博覧会協会(万博協会)が3月にデザインを発表。万博の赤いロゴマークを頭にかぶった姿で、水のようにさまざまな形に変化する。愛称を募集したところ、3万件を超える応募があった。
大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、25年4月13日から半年間、大阪市の人工島「夢洲(ゆめしま)」で開かれる。想定来場者数は約2820万人、経済波及効果(試算値)は約2兆円。
時事通信