
アラブニュース
リヤド:ゲーマーズ8が木曜夜、リヤドのアルファイサル大学で1週間の「ゲーマソン」コンテストを開始した。参加者たちは53万ドルの賞金獲得を競う。
同大学がハッカソンに似たこの競技会のパートナーを務める。参加するライバルたちは、ゼロからの試作ゲーム開発で腕を試す。
ゲーマソンは8月24日まで続き、ビデオゲームを共通言語として活用することで、個人が自らの創造力を示す場を提供する。
600人以上の参加者が見込まれるこのゲーマソンで、参加者たちは年齢やバックグラウンドにかかわらず、10のさまざまな教育ゾーンで新しいテクノロジーツールを探求することができる。
サウジeスポーツ連盟のトルキ・アルファウザンCEOは次のように述べた。「我々は業界エコシステムを発展させ、その中でさまざまな分野が力を合わせてゲームコミュニティを前進させることを目指しています。今回は、eスポーツの教育的側面に焦点を当てています」
「ゲーマソンは、ゲーマーがその情熱をeスポーツの世界で職業化する能力を大きく高めるための、架け橋となります。開発者、デザイナー、アーティストたちは、アイデアの提供とプレイテストによってチームをサポートしながら、多くの新しい、そして思いもよらないスキルを学ぶことができる、この体験を楽しむでしょう」
一方、アルファイサル大学の大学院・研究・イノベーション担当副学長ユセフ・アル・ユセフ博士は、次のようにコメントした。「本大学の目標の1つは、地域経済や我々が暮らす社会に前向きな影響を与える業界と、手を組むことです。ゲーム産業は映画産業と音楽産業を合わせても及ばない巨大な業界です。サウジアラビアでは、そのような影響を実現する大きな能力を持つ分野として、非常によく知られており、認知されています。ゲーマソンはその重要な一部です」
「ゲーマソンの主な野望の一つは、アートとテクノロジーの接点でコミュニティを団結させることです。また、ゲームスタジオに対し、作品を発表する場とプラットフォームを提供することでもあります」