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安倍元首相殺人犯に関する映画の完成版が公開

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16 Dec 2022 10:12:09 GMT9
16 Dec 2022 10:12:09 GMT9

アラブニュース・ジャパン

 東京: 安倍晋三元首相を殺害したとみられる人物の背景について、詳細を描いた映画の完成版が新年に公開される。

 「Revolution+1」は、元日本赤軍の足立正生監督が安倍氏暗殺の直後に企画。元首相を殺害した者の複雑な心理を論じている。

 この映画の大部分は、山上徹也容疑者が警察に告げた自白の詳細や、統一教会との関連、与党自民党との関係を示す社会学者の研究に基づいているという。

 主演はタモト清嵐。映画では容疑者の名前が川上に変更されている。

 山上容疑者の母親は熱心なカルト信者で、財産を教団に寄付することで家族の生活や息子の将来を台無しにしたとして非難されている。主人公は、安倍氏のあからさまな教団への支持に恨みを抱き、憤慨した。

 パレスチナ解放人民戦線と日本赤軍との関係で日本で有罪判決を受けた足立監督は当初、安倍氏の国葬に対する反対声明として「Revolution+1」を制作した。

 この映画は安倍氏葬儀の前夜、日本全国のいくつかの都市で50分の短縮版で上映された。今回の75分間の完成版は来年公開され、ベルリン映画祭で上映される予定。

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