

アラブ・ニュース・ジャパン
シャッシュー(フランス):日本は、ケータリングとホテルのプロフェッショナルのためのすばらしいイベントであるシラ(国際外食産業見本市)で、フランスとイタリアを破り、3度目の世界パティスリーカップを手にした。
リヨン近郊で2日間にわたり、チョコレート職人、砂糖職人、卓越したアイスクリーム職人からなる世界各国の17チームと対戦し、日本は1989年と2007年に続いて、優勝を果たした。
人気の高いフランス人パティシエでありショコラティエでもあるピエール・エルメ氏は、フランス東部のリヨン郊外にあるシャッシューで、風と軽快さをテーマにしたデザートを作り出す優勝者たちの「細部へのこだわり、忍耐力、献身」を賞賛した。
エルメ氏は、「このような僅差の結果を目の当たりにすると、回を重ねるごとに競争のレベルが上がっていることがわかります」と語った。
準優勝したフランスのヤン・ブリス氏は、「残念だ」と述べた。
「望んでいた結果ではなく、2位というのは常に厳しいが、それでも良い結果だ」と語った。
カナダは、環境に配慮した特別賞を受賞した。参加者は全員、気候変動をテーマに、着色料や添加物を一切使用しないデザートを作らなければならなかった。
(AFPより提供)