
ジェッダ:22日、「国際生物多様性の日」を記念して、アル・ウラーの豊かな植物や動物にインスパイアされたアート展示会がオープンした。
クラウド7レジデンスにオープンした展示会「Blooming Murals(花咲く壁画)」はサウジのアーティスト6人の作品を展示している。それぞれのアーティストが、鮮やかな花、葉、木に織物の柄、彫刻、浮き彫りなどの地元文化の要素を混ぜ合わせて壁画を創作した。
出品者は以下の6人。マダック国際アカデミーの美術教師で、表現主義と印象主義を用いてサウジ文化を反映させるアブドルアジーズ・アラファ氏。プリンスズ・スクール・オブ・トラディショナル・アーツで訓練を受け、自然にインスパイアされた色彩理論の達人と見なされているオフード・アブトウィム氏。
油絵が専門で、アル・ウラーの壁画プロジェクトをいくつか手がけてきたアマル・アレンジ氏。幾何学的なデザインや創造的な形を用いて故郷の町の遺産や自然にオマージュを捧げているラガド・アラファ氏。
巨大なキャンバスや壁で知られる芸術家・壁画家のグディア・アルンジディ氏。そしてプリンスズ・スクールの卒業生で、アル・ウラー各地でその作品が展示されているアシュワク・アブフサイン氏だ。
「Blooming Murals」は、アーティスト、料理人、食品提供者、その他の小さな会社を集めて自給自足のエコシステムと創造的なコミュニティーを作るというクラウド7レジデンスのイニシアティブの一環として開催されている常設展示会だ。
会場はケルテン・ホスピタリティがアル・ウラー王立委員会およびアル・ウラー開発会社と提携して管理・運営している。ケルテン・ホスピタリティは、地域のコラボレーションとイノベーションを通して空間を変革することを目的とする様々なホテル、レジデンス、サービスアパートメント、オフィス、レストラン、ウェルネス・デスティネーションを擁している。
「国際生物多様性の日」は、人間と自然界の関係を探求し持続可能性を促進するための日だ。