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シリア大使館、パルミラの復元をテーマとした映画「ヤシの木の血」を上映

上映会とセミナーには60名が出席し、パルミラの歴史、現在の課題、モニュメントの復元を目指すプロジェクトについて、3人の専門家が説明した。(ANJ)
上映会とセミナーには60名が出席し、パルミラの歴史、現在の課題、モニュメントの復元を目指すプロジェクトについて、3人の専門家が説明した。(ANJ)
上映会とセミナーには60名が出席し、パルミラの歴史、現在の課題、モニュメントの復元を目指すプロジェクトについて、3人の専門家が説明した。(ANJ)
上映会とセミナーには60名が出席し、パルミラの歴史、現在の課題、モニュメントの復元を目指すプロジェクトについて、3人の専門家が説明した。(ANJ)
上映会とセミナーには60名が出席し、パルミラの歴史、現在の課題、モニュメントの復元を目指すプロジェクトについて、3人の専門家が説明した。(ANJ)
上映会とセミナーには60名が出席し、パルミラの歴史、現在の課題、モニュメントの復元を目指すプロジェクトについて、3人の専門家が説明した。(ANJ)
上映会とセミナーには60名が出席し、パルミラの歴史、現在の課題、モニュメントの復元を目指すプロジェクトについて、3人の専門家が説明した。(ANJ)
上映会とセミナーには60名が出席し、パルミラの歴史、現在の課題、モニュメントの復元を目指すプロジェクトについて、3人の専門家が説明した。(ANJ)
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19 Aug 2023 01:08:05 GMT9
19 Aug 2023 01:08:05 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:シリア大使館は、土曜日に東京で映画「ヤシの木の血」の上映会を開催した。この映画は、ハーリド・アル・アサド博士が率いる考古学者たちが歴史的な都市パルミラの遺跡と宝物を保護し保存する努力を描いており、2015年にテロ組織ダーイシュによって攻撃されたパルミラの街の様子も取り上げられている。この映画は、シリアアラブ共和国の映画総局が制作し、上映会はダーイシュによるアル・アサド博士の暗殺の記念日に行われた。

シリアの駐日代理大使であるナジブ・エルジ公使は、映画上映の目的について次のように説明した。「これは東京での文化活動の一環であり、シリアの文化や遺産、さらにはアメリカや欧州諸国による制裁による国の苦しみなど、日本の人々にシリアに関する情報をより広める努力の一環です」。

彼はまた、「日本の人々に、シリアが直面しているテロとの戦いやいまだに続く破壊行為、ダーイシュや他のテロ組織によって行われた破壊の様子を知ってもらいたい。また、シリアが長年にわたり考古学の分野で日本と良い協力関係を築いてきたことも知ってもらいたい」と述べた。

この映画は、日本語字幕付きでアラビア語で上映され、その後はパルミラに関するセミナーが行われた。上映会とセミナーには60名が出席し、パルミラの歴史、現在の課題、モニュメントの復元を目指すプロジェクトについて、3人の専門家が説明した。

シリアの文化財・博物館総局のフーマン・サアド氏は、シリアからオンラインでセミナーに参加し、2015年の破壊以降の都市の復元プロジェクトについて語った。彼は、アレッポ博物館の再開に貢献した国連開発計画の役割を称賛し、日本で訓練されたシリアのチームの果たした重要な役割についても言及した。このチームは、シリアの文化遺産の復元に取り組んでいた。

橿原考古学研究所副所長の西藤清秀氏は、パルミラの現状について語り、破壊前と後の都市の状態を比較した。彼は1990年から始まったシリアでの日本の考古学的な取り組みについても述べた。

20年以上にわたり、日本の考古学調査団はパルミラで活動し、埋葬慣行を研究することにより、パルミラの理解の深める多くの発見に成功してきました」と、彼は述べた。

また、筑波大学准教授の松原康介氏は、2009年から2012年までシリアに滞在した。松原氏は「ダマスカスの都市計画」や日本の建築家・番匠谷尭二氏の業績についてプレゼンテーションした。

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