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為替介入「お答えしない」=過度な変動、しかるべき措置―鈴木財務相

鈴木俊一氏は、日本の当局が外国為替市場に介入したかどうかについてはコメントを控えた。 (AFP)
鈴木俊一氏は、日本の当局が外国為替市場に介入したかどうかについてはコメントを控えた。 (AFP)
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04 Oct 2023 02:10:27 GMT9
04 Oct 2023 02:10:27 GMT9

鈴木俊一財務相は4日午前、前日夜の外国為替市場で円相場が1ドル=150円台に下落した直後に一時急騰したことに関し、為替介入を実施したかどうか「お答えしない」と述べ、介入の有無について言及を避けた。

急激な円安進行など過度な変動に対しては、「あらゆる対応を排除せず、しかるべき措置を取る」と述べ、市場をけん制した。財務省内で記者団の取材に応じた。

鈴木氏は為替相場について、「安定的な動きが望ましい。急激な動きは好ましくない」と強調。その上で「政府として、市場の動向を極めて注意深く、緊張感を持って見ている」と話した。

為替介入を指揮する神田真人財務官も4日、取材に応じ、150円台への下落について「(介入実施の)直接の判断材料ではない」と説明した。ただ、「一定期間に非常に大きな動きがあった場合、『過度な変動』に当たり得る」と指摘した上で、急変動に対し、「あらゆる手段を排除せずに、適切に対応していく考え方を堅持している」と、従来通りの方針を示した。

時事通信

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