
ソフトバンクが、北海道苫小牧市に国内最大級のデータセンターを建設する方針であることが19日、分かった。建設費は400億~600億円を見込み、経済産業省に補助金を申請した。認められれば半額が助成される。2026年度の稼働を目指す。
同社は国内13カ所でデータセンターを展開しており、東京や大阪など都市部に多く立地する。生成AI(人工知能)の急速な普及で電力消費の集中が懸念されており、地方への分散を図る。
苫小牧のデータセンターの電力容量は300メガワットと想定している。再生可能エネルギーを活用した拠点となる見通しだ。
時事通信