Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

サウジアラビア、ドーハ国際園芸博覧会で「グリーンな未来」を紹介

サウジアラビアは現在、2023年ドーハ国際園芸博覧会に参加している。博覧会のスローガンは「緑の砂漠、よりよい環境」だ。(SPA)
サウジアラビアは現在、2023年ドーハ国際園芸博覧会に参加している。博覧会のスローガンは「緑の砂漠、よりよい環境」だ。(SPA)
Short Url:
01 Jan 2024 02:01:12 GMT9
01 Jan 2024 02:01:12 GMT9
  • サウジアラビアのパビリオンは7カ国語で来場者を迎え、コミュニケーションの円滑化と関係強化を目指す

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアは現在、2023年ドーハ国際園芸博覧会に参加している。博覧会のスローガンは「緑の砂漠、よりよい環境」だ。

中東初の開催となる同博覧会の開催期間は2024年3月28日までの6カ月間。園芸と環境の持続可能性に関する最新のイノベーションが紹介されている。

サウジアラビアのパビリオンは、同国の「自然の豊かさ」を展示し、世界各国からの来場者を集めている。代表団は7カ国語で来場者を迎え、同国と世界のコミュニケーションの円滑化と国際関係強化をはかっている。

パビリオンの総監督を務めるサーレフ・ビン・ダヒール氏は、サウジアラビアの展示はアラビア語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、日本語、ペルシャ語で来場者を歓迎していると話す。

ビン・ダヒール氏は、多言語対応の狙いは来場者を母国語や第一言語の温かい環境で迎え、同国が複数の分野で展開するイニシアチブやプロジェクトへの理解を深めてもらうことだとした。

 

(SPA)

ビン・ダヒール氏は、パビリオンでは来場者とサウジアラビア代表団の間の相互理解と文化的コミュニケーションの推進をはかり、同国の発展をすべての人々に伝える機会を活用したいと語った。

パビリオンでは常時インタラクティブ体験を提供しており、さらに付随するアクティビティやイベントを通じて、来場者がサウジアラビアの多様な自然と文化への理解を深めることができると、彼は説明する。加えて、「グリーンな未来」を目指すサウジアラビアの野心的なイニシアチブも多言語で紹介されている。文化や文明を超えた相互コミュニケーションの充実に展示の主眼が置かれているのだ。

ビン・ダヒール氏は、多言語対応により来場者は質問しやすくなり、展示の4つの柱についてよりよく理解できると強調した。4つの柱とは、現代農業、技術とイノベーション、環境意識、持続可能性だ。

彼はまた、パビリオンの展示は来場者がサウジアラビアの自然景観、進行中の主要なイニシアチブやプロジェクト、サウジ・ヴィジョン2030が未来創造に果たす役割を知る機会になるだろうと語った。サウジ・ヴィジョン2030には、国内の植生被覆を増大させ、環境の豊かさを高める目標が掲げられている。加えて、パビリオンでは同国の主要な環境保護・持続可能性プログラムについても学ぶことができる。

ビン・ダヒール氏は、パビリオンのインタラクティブエリアで多くの来場者たちに提供している、伝統的な芸術やダンスといった刺激的な体験についても紹介した。

ドーハ国際園芸博覧会には、砂漠地域での農業を支えるメカニズムや手法の開発に携わり、資源の持続的利用のための現代技術の利用の推進をはかる、約80の国、地域、非政府組織、国際専門機関、民間企業、大学および研究機関が参加している。

特に人気
オススメ

return to top

<