
2023年の国内新車販売台数の車名別ランキングは、ホンダの軽自動車「N―BOX」が2年連続で首位となった。販売台数は前年比14.4%増の23万1385台。トヨタ自動車の小型車「ヤリス」が15.3%増の19万4364台で2位。3位はダイハツ工業の軽「タント」で、47.8%増の15万9392台だった。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が11日発表した。
N―BOXは、広い室内空間や安全支援技術などで根強い人気を獲得。6年ぶりの全面改良も販売増につながった。電気自動車(EV)では、日産自動車の軽「サクラ」の36位(3万7140台)が最上位だった。
同時に発表した23年12月のランキングでも、トップ3の顔ぶれは同じだった。ただ、3位のタントは、不正に伴う出荷停止措置の影響もあり、前月との比較では26.2%減となった。
時事通信