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レモンド米商務長官:日鉄の中国拠点「懸念」=USスチール買収で

米政府は、中国の鉄鋼過剰生産が世界市場をゆがめていると問題視。(AFP)
米政府は、中国の鉄鋼過剰生産が世界市場をゆがめていると問題視。(AFP)
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24 Feb 2024 04:02:37 GMT9
24 Feb 2024 04:02:37 GMT9

ワシントン: レモンド米商務長官は23日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収に関連し、日鉄が中国拠点を持っていることについて、「懸念している。中国に投資している企業については、常に信じられないほど厳密に調べなくてはならない」と述べた。米CNBCテレビのインタビューで語った。 

米政府は、中国の鉄鋼過剰生産が世界市場をゆがめていると問題視。経済安全保障強化の観点から、サプライチェーン(供給網)の中国依存低下も進めている。

政府の対米外国投資委員会(CFIUS)が、安全保障の観点から審査しており、「その手続きを先取ることはない」とも話した。

USスチール買収を巡っては、全米鉄鋼労組(USW)が反対を表明している。11月の大統領選をにらみ、共和党指名争いを独走するトランプ前大統領が、返り咲いた際には「阻止する」と明言。再選を狙うバイデン米大統領も反対姿勢を示しているとされ、政治問題化している。

時事通信

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