
東京:18日、任天堂のオンラインゲームに影響を与えたネットワーク障害が、コロナウイルスの流行で家にいる人たちからの圧力が高まる中復旧し、ゲーマーたちはほっと安堵のため息をついた。
任天堂は、ヨーロッパのツイッターアカウントで「ネットワークサービスの問題は解決しました。お待たせしました!」とツイートし、他のアカウントでも同様のメッセージを投稿した。
数時間にわたる障害は、オンラインゲームだけではなく、オンラインショップにも影響を与えたが、障害が起きていた時間は短かかった。
任天堂はどちらの障害の理由も明らかにしていないが、前にマイクロソフトのXbox Liveなどの他のオンラインゲーム・システムは、需要の増加に関連する問題に対処していた。
この障害で、人気のゲーム機であるニンテンドースイッチや3DS、Wii Uのユーザーが影響を受けた。
任天堂が開発したスイッチは、携帯型ゲーム機としても、家でテレビ画面に接続しても使用できるハイブリッド機で、世界的な大ヒット商品となっている。
スイッチは4年目に入る。任天堂は昨年9月、機能を削った廉価版のスイッチライトも発売しており、こちらは携帯専用機だ。こちらも堅調な売り上げを見せている。
ネット上でゲーマーたちはこの障害に絶望した。世界中の人々が、いつの間にか新型コロナウイルスの感染拡大防止のために自宅に閉じ込められているときに起こったからだ。
いら立ったユーザーの1人は「コロナウイルスの自己隔離が始まって数日しか経っていないのに、任天堂のサーバーはもう落ちている……なんてこった」とツイートした。
AFP