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リヤド：国連が支援する観光学教育国際認証が、サウジアラビアに最高の国際水準を提供する一助となる。

国連世界観光機関（UNWTO）は観光省と提携し、サウジアラビアの観光分野専門機関向けに6ヶ月間の研修プログラムを開始すると発表した。

TedQual（テッドコール）とは、同機関が考案した認証システムで、サウジアラビアの観光関連機関の研究、教育プログラムの質向上を目指すものである。

昨年のITBベルリンを背景に、同王国とUNWTOはTedQualをサウジアラビアに導入する覚書に調印した。

UNWTOの発表によると、最大50の観光教育・研修プログラムがUNWTO TedQualプロセスの一環として評価される。

同様に、王国の観光教育訓練機関においても、最大35の取り組みがこの認証事業に参加する。

これにより、研究、教育の質を向上させるための評価が可能になる、と同省は述べた。

観光省によると、参加資格は、プログラムで卒業証書またはそれ以上の資格の取得につながること、一般人が参加できること、専門分野が観光学関連であることが必要である。

TedQualプロジェクトは、3億人にのぼる世界の観光産業労働者を対象とした「大規模」オンライン・オープン・コースの創設を含む、将来的な協力関係の第一弾となる。

このコースは、アラビア語、中国語、英語、フランス語、スペイン語で提供される。

また、覚書の中で「雇用工場と観光労働市場観測所」を設立し、王国の労働力スキルの能力構築と分析を通じて、付加価値のあるポジションの創出を促進することを目指す、と述べている。

この構想は、最大10万人の求職者に恩恵をもたらす可能性があり、少なくとも50の観光事業者が関与する。