
東京:日本銀行が木曜日に発表したデータによると、日本政府は34年ぶりの安値から円を戻すために水曜日に約3兆6600億円(235億9000万ドル)を使った可能性がある。
水曜日、円相場は1ドル=157円55銭付近にあったが、突然急騰し、その後30分で153円まで円高が進んだ。
月曜日に財務省は、円が1990年4月以来初めて1ドル=160円245銭まで下落した後、円を買い支えるために約6兆円という前代未聞の市場介入を行った。
財務省はその都度、円高に関与しているかどうかについては明言を避け、無秩序な動きを食い止めるためにいつでも介入する用意があることだけを繰り返した。
為替取引の決済には2営業日かかり、日本市場は今週金曜日と来週月曜日の祝日で休場となる。
来週の火曜日の金融市場の状況について、中央銀行は4兆3600億円の資金の純受入を予測している。これに対し、介入を除いた金融市場ブローカーの予測は7000億円から1兆1000億円である。
ロイター