
ドバイ: アラブ首長国連邦は、世界的な枠組みを通じて人工知能の利用を規制することを目指す日本の「広島人工知能プロセス・フレンド・グループ」にアラブ諸国の中で唯一の参加国となった。
この国際的な自主的枠組みには、安全・安心なAIガイドラインの推進に取り組む約49カ国が参加している。日本が先進7カ国(G7)の議長国を務めていた2023年に設立された。
UAEのオマル・スルタン・アルオラマ人工知能担当国務大臣は、「進歩に向けたこの記念すべき一歩において、UAEはイノベーションとコラボレーションの象徴として輝く」
「テクノロジーとイノベーションの無限の可能性を受け入れ、UAEは、卓越性、進歩、そして世界の舞台でのリーダーシップによって定義される未来への道を切り開きます」と述べた。
As announced by Japan, the UAE has been selected as one of the member countries and the only Arab and regional country in the Hiroshima Artificial Intelligence Process Friends Group, alongside the United States, the United Kingdom, Japan, Canada, South Korea and others. In this…
— Omar Sultan AlOlama (@OmarSAlolama) May 7, 2024
岸田文雄首相は5月2日、パリを訪問した際、経済協力開発機構(OECD)の閣僚理事会でのスピーチで国際的な枠組みを明らかにした。
事前に提供されたスピーチ原稿によると、「ジェネレーティブ(生成)AIは世界をさらに豊かにする重要なツールとなる可能性を秘めている。我々は、偽情報のリスクなど、AIのダークサイドにも立ち向かわなければならない」
「AIがもたらす普遍的な機会とリスクに対処し、安全、安心、信頼できるAIの実現に向けて、共通の目的によって結ばれた国家として協力しよう」と岸田首相は付け加えた。