
日本国債の利回りは水曜、小幅下落した。コロナウィルスによる経済へのダメージ拡大を巡って不透明感がくすぶっており、政府債券の安全性に対する需要を下支えた。
米国政府はウィルスによるパニックから生じる経済的負担を食い止めるため、大規模な一連の景気刺激策を断行することに同意したが、日本の国内・国外ではウィルスが急速に広がり続けており、日本国債の投資家は慎重な姿勢を崩していない。
指標となる10年物日本国債先物は0.09ポイント下げて151.91ポイント、出来高は14,120枚だった。
10年物日本国債の利回りは0.5ベーシスポイント下げて0.030%、20年物日本国債の利回りは1.5ベーシスポイント下げて0.295%となった。
30年物日本国債の利回りは1.5ベーシスポイント下げて0.415%だった。
5年物の利回りは1ベーシスポイント上昇してマイナス0.105%だった。
2年物日本国債の利回りは1.5ベーシスポイント下げてマイナス0.250%だった。
ロイター