


東京:サウジアラビア・日本ビジョン2030ビジネスフォーラムが火曜日、東京で開催され、300人を超える業界関係者やリーダーが貿易、投資、文化的な結びつきを強化する方法について議論した。
基調講演では、サウジアラビアのサラ・アル・サイード投資省国際パートナーシップ担当副大臣が、両国のさらなる協力関係について概説した。
#HappeningNow: 東京で開催された #サウジ・#日本 ビジョン2030 ビジネスフォーラム の第2回パネルセッション「循環型経済新時代における新たな協力分野」に到着した #サウジ 大臣一行https://t.co/9XjQW8ulzI pic.twitter.com/9Tpq0FaHpe
— Arab News Japan (@ArabNewsjp) May 21, 2024
「サウジ・日本ビジョン2030の下、私たちはこのパートナーシップを新たなレベルに引き上げることを目指しています。相互の強みを活かし、持続可能な相互の経済成長を促進し、技術革新を強化し、文化交流を促進したい。私たちは、日本とのパートナーシップを成長の重要な原動力として拡大する可能性を引き出すことができるでしょう」 と述べた。
また、「この10年間、サウジアラビアと日本のパートナーシップの強さを目の当たりにしてきました。過去10年間だけでも、日本人がサウジアラビアに設立した企業の数は倍増し、サウジアラビアに設立された本社は50を超えます。このフォーラムは、この成長を加速させ、関心を投資につなげるための触媒となるでしょう」
フォーラムにはサウジアラビアのハーリド・アル・ファーレフ投資大臣、アブドルアジーズ・ビン・サルマン・アル・サウード・エネルギー大臣、日本の齋藤健経済産業大臣が出席し、それぞれ両国の関係を記念するスピーチを行った。
齋藤大臣は、「日本政府はサウジアラビアとのビジネス拡大のために最大限の支援を行う」と述べ、アブドルアジーズ王子は、王国は「協力関係を最前線に置き、すべてのフォーラムにおいて、エネルギー需要に関わる国家移行プロセスにおける同じ目的を提唱する」と述べた。
アル・ファーレフ大臣は閉会の辞の中で、「王国の非石油収入は倍増しており、日本にとって大きなチャンスとなる3兆ドル以上の累積投資を求めている」と述べた。
#ハーリド・アル・ファーレフ投資大臣は、#サウジ・#日本ビジョン2030ビジネスフォーラムの閉会挨拶で、「王国の非石油所得は 倍増しており、日本企業に大きなチャンスを提供する3兆ドル以上の累積投資を求めている 」と述べた。https://t.co/9XjQW8ulzI pic.twitter.com/SIKBfVM6B1
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サウジアラビアはリヤドで2030年国際博覧会を開催する予定であり、「バブルのようなプロジェクトがある 」と付け加えた。
また、サウジアラビアではNEOM冬季オリンピック、2034年ワールドカップが開催される予定であり、日本企業にとっても投資のチャンスがあると説明した。
フォーラムでは、「KSAと日本の製造業協力の強化」、「持続可能性と循環型経済の新時代における協力」、「国境を越えたエンターテインメントとゲーム産業の再発明」、「ヘルスケアにおける協力分野の拡大」などのセッションが行われた。
さらに、同フォーラムでは「デジタル・エンターテインメント・ラウンドテーブル」が開催され、サウジアラビア市場向けに日本のゲームをローカライズしたり、esportsトーナメント主催者と協力したり、デジタル・エンターテインメント分野に投資したりするなど、サウジアラビアが地元のゲーム産業を構築する取り組みについて議論した。
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