
東京:東京に本社を置く株式会社ウフルは、サウジアラビアの首都リヤドで事業を展開するIT企業ウェブ・アラビアと、同国におけるスマートシティ関連ビジネスの推進に関する覚書を締結した。
ウェブ・アラビアはスマートシティ・ソリューションを専門とし、サウジアラビアのインフラ建設を担う大手総合エンジニアリング会社メツコ重鋼工業の子会社である。
ウフルの強みであるITソリューションのワンストップ提供と、現地に根ざした視点を組み合わせ、ハッジをはじめとする宗教観光や、ビル、スタジアム、空港、モビリティなどの都市インフラの利便性・安全性を高めるソリューションを展開していく予定。
ウフルは、日本における観光DX(デジタルトランスフォーメーション)やスマートシティ開発支援の経験を活かし、2024年2月にサウジアラビア王国の国立研究機関(KACST)と共同でスマートシティ研究開発推進プログラムを実施するなど、同王国におけるスマートシティプロジェクトを積極的に推進している。
観光ビザが自由化されたサウジアラビアでは、2023年に2,740万人の外国人観光客が訪れた。