
東京:日本政府は、フロッピーディスクの全盛期から20年を経て、ついにすべてのシステムでフロッピーディスクの使用を廃止した。
先月中旬までに、デジタル庁は自動車のリサイクルに関する環境規制を除き、フロッピーディスクの使用を規定する1034の規制をすべて廃止した。
「6月28日、我々はフロッピーディスクとの戦いに勝利した」と、政府からファックスやその他のアナログ技術を一掃することを声高に主張してきた河野太郎デジタル担当大臣は、水曜日にロイターに声明を発表した。
デジタル庁は、2021年のCOVID-19パンデミックの際に設立された。全国的な検査とワクチン接種の実施に奔走した結果、政府はいまだに紙のファイリングと時代遅れのテクノロジーに頼っていることが明らかになった。
Xで250万人のフォロワーを持つカリスマ的存在である河野氏は、以前は国防大臣と外務大臣、そしてCOVIDワクチン配備の責任者を務めていた。
しかし、日本のデジタル化の努力は数々の難題にぶつかってきた。連絡先追跡アプリはパンデミック中に失敗し、政府のマイナンバー・デジタル身分証明書の採用は、度重なるデータ誤りの中で、期待よりも遅れている。
ロイター