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トヨタが日本の宇宙新興企業インターステラーを支援、ロケットを量産へ

2025年1月6日、米ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・ホテルで開催中の2025コンシューマー・エレクトロニクス・ショーで、トヨタ自動車の豊田章男会長がメディアデーの記者会見に臨んだ。(AFP)
2025年1月6日、米ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・ホテルで開催中の2025コンシューマー・エレクトロニクス・ショーで、トヨタ自動車の豊田章男会長がメディアデーの記者会見に臨んだ。(AFP)
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07 Jan 2025 02:01:58 GMT9
07 Jan 2025 02:01:58 GMT9

トヨタ自動車の研究部門が日本の新興企業インターステラテクノロジズ(IST)に出資し、ロケットの量産を支援すると、世界最大の自動車メーカーグループが火曜日に発表した。

ISTによると、トヨタの子会社で自律走行技術による「未来都市」を日本で建設しているウーブン・バイ・トヨタは、シリーズFの最初の資金調達終了までにISTに約70億円(4440万ドル)を投資するという。

資本・業務提携の一環として、ウーブンはISTの取締役に就任し、サプライチェーンとコーポレートガバナンスを強化することでロケット生産をサポートするとISTは声明で述べた。

今回の発表は、月曜日にラスベガスで開催されたCES見本市でトヨタの豊田章男会長がスピーチを行い、2020年に発表された同社の実験的なWoven Cityプロジェクトの最新情報を発表した後に行われた。

「モビリティの未来は、地球や自動車会社だけに限定されるべきではない。空といえば、我々はロケットも探求してい。」

ロケットとは別に、トヨタは日本の宇宙機関と共同で、NASA主導のアルテミス計画のために、月面で宇宙飛行士を乗せることができる月面探査機を製造している。

イーロン・マスク氏が率いるロケット・衛星会社スペースXを筆頭に、宇宙をめぐる商業的競争は過去10年で加速している。

北海道を拠点とするISTは2019年、商業的に開発されたロケットを宇宙に送り込んだ最初の日本企業となったが、同社の軌道ロケット「ゼロ」はまだ開発中だ。

ISTのライバルであるスペースワンは先月、軌道ロケット「カイロス」の2度目の飛行を試みたが、打ち上げは失敗に終わった。

日本政府は、2030年代初頭までに年間30機のロケットを打ち上げ、日本をアジアの宇宙ハブにし、8兆円規模の宇宙産業を興すことを目指しており、ISTやスペースワンのような新興企業に補助金を交付している。

ロイター

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