リヤド/ジェッダ/アルコバール:金曜日から月曜日までサウジアラビア建国記念日の祝日となる中、王国で最も息をのむような風景や花火、音楽、アートショーに浸ることで、9月23日のこの年一度の機会を祝うのにこれ以上の方法があるだろうか。
総合娯楽庁は、サウジアラビア全土で花火が打ち上げられると発表した。9月22日には、首都のリヤドにあるウム・アジュラン公園で、午後9時より、国内最大の花火、ドローンショー、民族芸能イベントが無料で開催される。
また、金曜日から月曜日までの午後6時からは、ジェッダのプロムナードでも花火が打ち上げられる。同日、祭りの一環として、ジェッダのノース・コルニッシュでは、編隊飛行する飛行機が空に緑色の煙の跡を残す航空ショーも開催される。
9月19日に始まった「Mishkat Interactive Exhibition」では、サウジアラビアのビジョン2030と持続可能なエネルギー目標に焦点を当てた「Energy of Glory」の祝典が9月21日まで開催されており、午後4時から午後10時まで行われている。
ナキール・モール・リヤドでは、フォントナ・サーカスが、重力に逆らう空中曲芸師たちと共演する。音楽に合わせて噴き上がる噴水のショーも披露される。
リヤドを代表するダイニングスポットのひとつである「ザ・グローブ」では、ガラス張りの会場から市街のパノラマビューを眺めながら、9月20日から23日までアフタヌーンティーを楽しむことができる。
首都では、マンダリン・オリエンタルやアル・ファイサルヤで、王国の13の地域から集められた料理がメニューに並ぶ。
ジェッダ・ヨット・クラブとジェッダ・アート・プロムナードでは、地元のバンドが伝統的および現代的な歌を披露するほか、サウジアラビアのフォークロアショーや、9月23日にはマリンショーも開催される。
今週末の目玉イベントのひとつは、アル・シャラル・テーマパーク内のザ・クラブで開催される家族向けの音楽ショー「ショージャ」である。9月20日から23日まで開催されるこのパフォーマンスでは、音楽、語り、ラクダ年へのオマージュを通じてサウジアラビア文化が祝われる。
ジェッダの歴史地区にあるタリク・アブドルハキム・センターでは、サウジアラビアの文化史が紹介される。9月21日から24日まで、同センターでは博物館ツアー、カラオケセッション、アートワークショップ、子供向けのフェイスペインティング、アラビア書道ブースが開催される。
歴史地区にあるザウィヤ97では、9月23日に職人工房市が開催され、手作りの工芸品が販売されるほか、教育や文化に関する催し物も行われる。9月22日から23日にかけては、Social Shot Lounge & Barでウードによる伝統音楽の演奏が行われる。
アル・ウラーでは、9月19日から21日にかけて、ワディ・アル・ファーンでアジマス・フェスティバルが開催され、国際的なアーティストや地域アーティストによるパフォーマンスが披露される。また、Hero Experiences Groupでは、アル・ウラーの古代の景観の上空を熱気球で遊覧するツアーも提供されている
また、午後に専門ガイドが案内する自然保護区ツアー「シャラーン・プラチナ・ディナー・サファリ」も提供される。古代の岩絵や岩層のある渓谷のツアーも予定されている。渓谷に日が沈む頃にはカナッペが提供される。
夜には、ランタンが渓谷を照らす中、伝統的な南アフリカのバーベキュー「ブラーイ」が提供され、その後は広大な砂漠の空の下で星空観察会が開催される。
アルコバールでは、キング・アブドルアジーズ・センター・フォー・ワールド・カルチャーが、9月20日から23日まで、厳選されたインタラクティブな文化プログラムを多数用意している。この活動には、サウジアラビアの伝統文化に焦点を当てたライブパフォーマンス、ワークショップ、展示、映画上映が含まれる。
さらに、アル・アルダのダンスなど、サウジアラビアの伝統的な芸術形式のパフォーマンスも披露される。
9月19日から23日にかけては、アルコバールの新しい舞台芸術センター、ファンタカが、オリジナル演劇「The Law of Attraction(引き寄せの法則)」を上演する。ファンタカの創設者で最高執行責任者のフセイン・ザバー氏が脚本と演出を担当する。