東京:サウジアラビア大使館は金曜日、東京のホテルでレセプションを開き、サウジアラビアの第94回建国記念日を祝った。日本政府関係者、ビジネスリーダー、外交官、サウジアラビアの学生、アラブおよびイスラムコミュニティのメンバーなど、400人以上が参加した。
イベントは、日本人歌手こやすなほみさんによるサウジアラビアの国歌の演奏で始まり、日本の国歌が続いた。
開会の挨拶では、ガージー・ビンザグル大使が招待客を歓迎し、「我々の輝かしい国、その過去、現在、未来、そしてアラブ主義とイスラムに基づいた堅固な基盤を築いてきた指導者のビジョンを誇りに思う日である。私たちの王国は、平和と繁栄の国である」と述べた。
ビンザグル大使は、「今日、私たちは世界の科学、産業、経済、貿易の灯台となり、誠実で忠実な人々の目的地であり、世界中から多様な機関で働くために集まる場所である。今日、神のおかげで、私たちは世界で最も重要な国の1つとなっている」と語った。
また大使は未来へのビジョンを共有し、「かつて、私たちは石油の生産国だった。これからは神のご加護のもと、エネルギーと代替エネルギーの生産でリーダーとなるだろう。東西を結ぶ物流拠点を確立し、産業と技術をローカライズする。我々の目標は、責任あるデジタルトランスフォーメーションに世界を導き、すべての市民にクオリティライフを確保することである」と述べた。
ビンザグル大使は、サウジアラビアと日本の強固な関係についても強調し、「来年、両国の国交樹立70周年を迎えるにあたり、日本との関係は非常に重要である。この関係は、信頼、相互尊重、共通の利益、そして共有する価値観に基づいて築かれている。今日、私たちの国々の間では、政治、社会、文化、経済のすべての分野で協力が進んでいる。日本は、サウジアラビアのリーダーシップのビジョン2030を実現するための最も重要なパートナー国のひとつである」と述べた。