
東京:2024年12月、日本の原油輸入量の39.4%にあたる3,105万バレルをサウジアラビアが供給したことが、日本の経済産業省資源エネルギー庁の発表したデータで明らかになった。
日本の12月の原油輸入量は7,885万バレルで、そのうちアラブ諸国からの輸入が96.3%にあたる7,594万バレルを占めた。
アラブ諸国は引き続き日本の原油輸入の大部分を供給しており、主要な供給国はアラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーンの5か国であった。
UAEは最大の供給国となり、3,597万バレル(総輸入量の45.6%)を供給。クウェートは500万バレル(6.3%)、カタールは341万バレル(4.3%)、オマーンは約50万バレル(0.6%)をそれぞれ供給した。
日本の原油輸入は地政学的な政策の影響を受け続けている。イランおよびロシアからの原油輸入禁止措置が継続する中、12月の残りの輸入先は、中南(1.8%)、米国(1.3%)、オセアニア(0.4%)、東南アジア(0.2%)であった。