
東京:任天堂は11日、3月期の営業利益が13%増の3200億円になるとの見通しを示した。
京都に本社を置くゲーム会社は、会計年度中にスイッチ2を1500万台販売する見込みだと述べた。
任天堂の3月期決算では、営業利益は46.6%減の2825億円だった。
任天堂は6月5日にスイッチ2を発売する準備を進めている。
このゲーム機は、2017年の発売以来1億5,000万台以上を販売し、Wii Uが失敗した後に任天堂の運命を変えたSwitchの後継機となる。
米中貿易戦争による混乱を最小限に抑えるため、任天堂のサプライチェーン管理能力が試される発売となる。
任天堂は米国の関税引き上げの影響を考慮し、米国での予約開始を一時停止した。その後、449.99ドルの価格を維持すると発表した。
日本での抽選申し込みは、前モデルよりも大画面でグラフィックが向上した、よりパワフルなゲーム機への需要が旺盛であることを示している。
Xboxメーカーのマイクロソフトとプレイステーションメーカーのソニーは、ここ数週間ゲーム機の価格を引き上げている。
ロイター