
ミラノ:ユニクロを運営するファーストリテイリングの創業者兼最高経営責任者である日本の大富豪、柳井正氏のファミリー・オフィスが、ミラノのビルを約3億ユーロ(3億3900万ドル)で購入することで合意した、と関係筋が木曜日に語った。
日本で最も裕福な人物である柳井氏は、米国の不動産会社ハインズからこのビルを購入するという。ハインズ社はコメントを拒否した。柳井氏のコメントは得られなかった。
ハインズ社は2016年にこのビルを購入し、改装した。ミラノの主要なドゥオーモ広場の近くに位置するこのビルは、エレガントなコルドゥージオ広場にある市内のスターバックス・リザーブ・ロースターの向かいに建っている。
JLLは、不動産・投資管理サービス会社である。JLLはこの取引に関与したファミリー・オフィスの顧問を務めたことを確認したが、詳細は明らかにしなかった。
グリーン・ストリート・ニュースが最初に報じたところによると、柳井氏は最近、アムステルダムのユニクロが入居しているビルとロンドンのビルも購入したという。
ロイター