
東京:4月の日本のサウジアラビア産原油輸入量は2,710万バレルで、原油輸入量の3分の1以上(36.3%)を占めた。
日本の経済産業省資源エネルギー庁の発表によれば、4月中に日本は7,477万バレルの原油を輸入し、そのうちアラブ諸国のシェアは94.1%の7,040万バレルであった。
日本のエネルギー安全保障におけるアラブ諸国の戦略的重要性は、アラブ諸国が日本の原油輸入に大きく貢献していることによって浮き彫りにされている。原油の輸入元は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、クウェート、オマーン、スーダンである。
アラブ首長国連邦は3400万バレルを供給し、輸入総量の45.5%を占めた。次いでカタールが525万バレル(7%)、クウェートが279万バレル(3.7%)を供給した。日本の総輸入量のうち、オマーンが1.2%、スーダンが0.4%を占めている。
日本の石油輸入市場は、政治的配慮によって形成され続けている。イランとロシアからの輸入禁止が続く中、4月の日本の石油輸入の残りは、アメリカ合衆国(3.9%)、エクアドル(1.4%)、ブルネイ(0.4%)、オセアニア(0.1%)から調達された。