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トヨタ社長、日本が自動車産業を誇りに思うようになりたい

自動車産業は戦後日本の発展を支えてきた。(トヨタ)
自動車産業は戦後日本の発展を支えてきた。(トヨタ)
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03 Jul 2025 06:07:43 GMT9
03 Jul 2025 06:07:43 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:トヨタ自動車は、豊田章男会長が自動車産業文化協会(ABAJ)の新会長に就任したことを発表し、自動車産業を 「日本の誇るべき文化 」にしたいと語った。

ABAJの歴史は、その前身である自動車協会にまで遡る。第二次世界大戦が終結してわずか3ヵ月後の1945年11月、章男氏の祖父である豊田喜一郎氏の尽力もあり、自動車協会が設立された。

ABAJの会長に就任した豊田章男氏は、設立時の喜一郎の言葉をこう振り返る: 「自動車は安定と戦後復興の鍵である。日本の平和的再建と世界の文化に貢献する民主的な自動車産業立国を築きたい」

自動車産業は、戦後日本の発展を支えてきたが、新規参入、販売台数の減少、新技術の導入などの圧力にさらされている。

豊田社長はこうコメントした: 「自動車を日本の文化にするために、私たち全員が行動を起こせば、日本の経済と国力にもっと貢献できると信じている」

「多くの日本人に自国の誇りは何かと聞けば、『クルマは日本の誇りだ』と答えるような国にしたい。クルマが国が誇る文化になるためには、政府関係者ではなく、日本人の心を動かす必要がある」

ABAJには166の団体・企業が加盟しており、会員をつなぎ、連携して政府、特に自動車税制に関する提言・要望を行うことを主な活動としている。

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