• 立法、司法、行政、手続きのレベルで改革を実施した、とアル・ツワイジリ氏

アラブニュース

ロンドン：サウジアラビア人権委員会のハラ・ビント・マズヤド・アル・ツワイジリ委員長は、ビジョン2030の一環としての、人権の促進および保護における世界最高水準の達成に向けた同国のコミットメントについて語った。

サウジ通信によると、アル・ツワイジリ委員長は22日、ジュネーブで開催された国連人権理事会の普遍的・定期的レビューの冒頭声明でこの目標を繰り返した。

アル・ツワイジリ氏は次のように述べた。「サウジアラビア政府は、普遍的・定期的レビュー（UPR）の仕組みを非常に重視しており、真剣に受け止めている。

同氏は、サウジアラビアが自国の報告書を提出し、勧告の実施を追跡する効果的なシステムを開始したことを際立たせた。

アル・ツワイジリ氏はまた、サウジアラビアが利害関係者を関与させ、関係機関の幹部たちを代表として迎える努力をしていると強調した。

同氏は、サウジアラビアは過去3回のレビューサイクルで提示された勧告の大半（450項目中の85％）を支持・実施してきたと説明した。

アル・ツワイジリ氏は、サウジアラビアはビジョン2030の下、人権のさまざまな分野で重要かつ質的な改善を行ってきたと述べた。

同氏また、これらの改革は国際基準に合致しており、人間こそが発展の中心、主体、また受益者であるべきとの原則に基づいていると付け加えた。

アル・ツワイジリ氏は、立法、司法、行政、手続きのレベルで改革を実施し、人権および関連事項への懸念に対処していると述べた。これは、人権は補完的かつ不可分であるという原則の適用を示すものだ。

同氏は、人権を促進し保護する効果的な法的・制度的枠組みの構築を強調した。

条約に基づくサウジアラビアの義務に沿って、地域的および国際的な人権基準の遵守を改善するための努力が他にもなされてきた。

アル・ツワイジリ氏は、女性の権利に関する50の改革を指摘し、2022年の虐待保護法の改正を含む、女性や少女に対する暴力と闘う努力について語った。

ムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下は、サイバー社会で子どもたちを保護することを目的としたイニシアチブを2020年に立ち上げた。

さらに、サウジアラビアでは15歳までの義務教育が定められている。