
アラブニュース
ジェッダ:モハメッド・アル・ジャダーン財務大臣は5月23日、支出削減は必要だが、サウジの経済は新型コロナウイルスの危機に耐えることができると述べた。
「サウジの経済は収益の減少を吸収し、財政赤字に対処することが可能です」と同大臣は述べ、政府は「サウジ国民と住民の安全と健康を最優先しながら、固い決意を持って、この危機にしっかりと対処しました」と付け加えた。
アル・ジャダーン大臣は、政府が「人々に必需品を提供し、医療サービス制度に必要な物資を確保し、このパンデミックで感染した人々を財政的・経済的に支援し、現在の状況下での出費を再度優先させるために懸命に取り組んでもきました」と述べた。
同大臣は「無制限の支援に対して、新型コロナウイルスに対処するために、サウジ経済を守り、民間部門、企業、低所得者、投資家を支援するために始めたイニシアチブを始めとした政府による迅速な決断に対して」、サウジの指導者に感謝した。
「さらにまた、サウジはG20グループの議長国としての枠組みの中で、類まれなG20サミットを開催し、このパンデミックの社会的・経済的・財政的反動に直面することをめざした金融政策、景気対策、安全保障計画の一環として、世界経済に7兆ドルの注入を推奨して、大いなる責任感と深い関与の意思を示しました」と、同大臣は述べた。
「サウジアラビアは新たな診断用具、治療法、ワクチンを発見し、開発するための資金が不足していることを受けて、その埋め合わせに推定80億ドルを計上しました。さらに必要な額の5億ドルも提供しました」
アル・ジャダーン大臣はラマダン明けのイードの折に、サウジの指導者を祝福し、神にサウジを祝福し、サウジをパンデミックから守り、サウジの安全と安定が維持されるように祈った。