
テルアビブ:イスラエルの2大銀行のトップが今月、アラブ首長国連邦を訪問する。両国が関係正常化に合意して以来、この種では初めての訪問となる。
ハポアリム銀行が率いる代表団は9月8日に出発し、アブダビとドバイを訪問する。訪問中、政府および貿易当局者、並びにUAE最大規模の銀行のトップたちと面会する。
ハポアリム銀行のドブ・コトラーCEOは日曜、今回の訪問を「両国およびその金融システムの経済的つながりと協力関係を構築し、両者が経済的成長を得られるまたとないチャンス」と呼んだ。
また、強力な経済的つながりを構築する「差し迫った2国間の願望」が存在すると付け加えた。
レウミ銀行の会長とCEOは9月14日の2つ目の代表団を率いる。レウミ銀行は、金融、技術、健康、観光、農業、工業分野における協力関係に弾みをつけることが、外交的調和のさらなる強化に役立つことを願っていると述べた。
イスラエルとUAEは8月、米国が仲介した協定において、外交関係を正常化し、幅広い新たな関係を築くことを発表した。両国は先週、2国間の投資促進を目的に金融サービスで協力するための合同委員会を設立することで合意した。
UAE最大の資金の貸し手であるファースト・アブダビ銀行は先週、ハポアリムおよびレウミと協議を行うと述べた。
ロイター