
リヤド:サウジデータ人工知能局(SDAIA)が10月22日(木)、IBM、アリババ、およびファーウェイとの協定に調印した。
合意事項の覚書はサウジアラビアにおける世界AIサミットの2日目に出された。
アリババクラウドとの取引は「情報に基づくスマートシティソリューションによって、サウジアラビア各地の都市の機能性を高めることを目的に考案されている」とサウジプレスエージェンシーは報道している。
この提携は、サウジアラビアが目指す世界クラスのスマートシティ構想をサポートすることになる。
SDAIAとアリババクラウドは、安全とセキュリイ、可動性、都市計画、エネルギー、教育、保健、その他の分野におけるデジタル化とAIによるソリューションを共同開発する。
「サウジアラビアのビジョン2030には、国の資産としての都市データの価値を有効活用することによって、我が国の都市をスマートシティに生まれ変わらせ、ビジョン2030の大望を実現させるという明確な目標がある」とSDAIAのアブドゥラー・ビン・シャラフ・アル=ガンディ局長が語った。
「世界で最もスマートな都市に位置付けられるスマートシティを作り上げるための努力は、すでにリヤドにおいて取り組まれている。
アリババクラウドとのこの取引によって、持続可能な経済開発と国民生活の質の向上を促進させるような、情報に基づくテクノロジーとAI技術を利用し、我が国の都市の変貌を加速させることができるようになるだろう」
アリババクラウドインテリジェンスの中東・アフリカ部長フィリップ・リュー氏はこう語る:「性能を裏打ちされているアリババクラウドのクラウド・AI 製品並びに我々の世界的な経験を提供し、それらをSDAIAの専門知識によって結合させることを誇りに思う。」