
東京のベンチマーク日経平均は火曜日、3日連続で下落。前日、ウォール街ではアメリカの追加的な景気刺激策となる財政支出の見通しについて投資家が様子をうかがうなか株価が下落。それに追随する形での下落となった。
日経225指数は0.30%(80.36ポイント)下落し、26,467.08円で取引を終えた。一方、より広範な銘柄をカバーするTOPIX東証株価指数は0.11%(1.94ポイント)下落し、1,758.81となった。
岡三オンライン証券は、「イギリスのEU離脱交渉が重要な局面を迎え、欧州中央銀行と米連邦準備銀行の会合が控えるなか、投資家の間では様子見の姿勢が強まっている」と伝えている。
日本の菅義偉首相は火曜日、コロナウイルス大流行からの回復の兆しを見せる経済を後押しするために7000億ドル以上に相当する景気刺激策を発表した。
ちばぎんアセットマネジメントのゼネラルマネージャー奥村義弘氏は「投資家は今日の発表に前向きに反応しなかったが、政策への期待はそれほど小さくはない」とAFPに伝えた。
ドルは、月曜日遅くにニューヨークで付けた104.03円に対し、アジア市場での午後の取引では104.04円の値をつけた。
ホンダは1.12%下落の3,083円、トヨタは0.06%下落の7,199円、ソニーは0.29%上昇の9,704円、任天堂は1.07%跳ね上がり58,390円となった。
AFP