
カイロ: エジプト航空省はサウジアラビアとクウェートから、カイロ国際空港とスフィンクス国際空港(カイロの西)の運送・物流センターへの投資オファーを受けたと、モハメッド・マナール航空大臣が述べた。
マナール氏は、同省がカイロ・アレキサンドリア間の砂漠道路上の両空港において運送・物流センターを設置することを目指していると述べ、同省がこれらのプロジェクトを実施するために投資の申し出を投資当局と調整していることを示した。
マナール氏は、スフィンクス国際空港が、大エジプト博物館の開設に伴う旅客数の増加に対応するため、1時間あたり、300人に代わって900人の旅客を受け入れるように拡張されていると付け加えた。
カイロ空港の2号館と多目的車庫を結ぶプロジェクトは、1億7000万英ポンド(1080万ドル)の費用で実施されている。来年6月までには完成し、稼働する予定だ。
プロジェクトには、全長310mの電動歩行器、60mの橋、1,200mの駐車場と商業エリアの整備が含まれている。プロジェクトの35%はすでに実施されている。
航空省は、開発プロジェクトに関わる運送を円滑にするために、シナイ州のアル・バルダウィル空港を発足させた。
モンタセル・マンナ航空副大臣は、地方空港の内部には爆発物を検知する装置が22台設置され、観光団の保険料が引き上げられていることを確認した。
同氏は、新型コロナウイルス(COVID-19)が蔓延しているにもかかわらず、シャルム・エルシェイク空港は昨年7月から100万人の観光客を受け入れていると指摘した。
マナ氏によると、航空省は来期の観光客の流れを復活させるため、着陸・離陸料の約50%引き下げをさらに3カ月間延長するとともに、地上サービス料を約20%引き下げることを継続することを決定したという。