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ラファージュホルシム社、ファイアストン・ビルディング・プロダクツ社を34億ドルで買収

ラファージュホルシム社はブリヂストン・アメリカス社からファイアストン・ビルディング・プロダクツ社を34億ドルで買収した。(AFP通信)
ラファージュホルシム社はブリヂストン・アメリカス社からファイアストン・ビルディング・プロダクツ社を34億ドルで買収した。(AFP通信)
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08 Jan 2021 12:01:28 GMT9
08 Jan 2021 12:01:28 GMT9

世界最大のセメント製造業社のラファージュホルシム社は木曜日に、10年以上前にブリヂストン社が買収したファイアストン・ビルディング・プロダクツ社を34億ドルで買収した事を明らかにした。

屋根材の購入事業は2017年にヤン・イェニッシュ氏がラファージュホルシム社のCEOに就任してから、今までに大きな成長を重ねてきた。同氏はこれまでに社の負債の返済や利益の薄い市場からの撤退、小規模同業他社の買収中止に注力して取り組んで来た。

今後はサンフランシスコのような大都市での太陽光発電パネルを屋上に備え付けたスタイリッシュなビルの建設需要の増加が、ラファージュホルシム社の長期的な成長を手助けしていく事だろう。

イェニッシュ氏はファイアストン・ビルディング・プロダクツ社の年間の売り上げ約90%に相当する18億ドルを賄うアメリカ市場での水平展開を目指す計画で、今は会社の規模を拡大する事に注力すると語った。

「我々は会社の事業規模拡大へ向けての安定的な収入源として、建築ソリューションと建材製造事業に着目しました。」

「我々には事業規模拡大の起爆剤になるような高い技術力と、幅広い製品を取り扱う革命的なビジネスプラットフォームが必要だったんです。それがまさにファイアストン社が手がけていた事業だったんです。」

ファイアストン社がテネシー州のナシュビルで手がける事業は、2020年に2億3,800万ドルもの営業利益をあげた。その約半分がラファージュホルシム社に融資され、残りは公債発行に充てられる。

ラファージュホルシム社は買収初年度から事業取扱高を大きく増加させ、事業売上高を6%以上に伸ばす計画だ。

イェニッシュ氏によると、世界の平屋根の市場は急速に500億ドル規模にまで成長する見通しがあるとの事だ。また今後は太陽光発電が出来る屋根と都市開発の需要増加により、2027年までには650億ドル規模にまで成長するだろうと語った。

「我々は屋根材のビジネス市場でのリーダーを目指しています。我々は現状市場ではまだ4位ですがね。」とイェニッシュ氏は続けた。

「今後我々は爆発的に事業を拡大していく予定です。屋根材市場のコアであるアメリカ市場にはビジネスチャンスがたくさんあります。アメリカ市場の次に南米とヨーロッパの市場にも積極的に参入していきます。」

競合他社の中には、イェニッシュ氏が以前勤めていたシーカ社もある。同氏はシーカ社のやり方を真似しているのではないか、と噂されているが否定している。

「シーカ社も屋根材市場でのライバルですが、他のテクノロジー分野の市場においてもライバルです。しかし、競合他社が居るというのは、ビジネスをする上で良い事だと私は考えています。」

経済評論家達は、今回のラファージュホルシム社の建築ソリューションと建材製造事業の巨額の買収は、同社のセメント製造事業と比べて資本を多く必要としない事業であるので、事業規模の拡大に有効な手段だったとの見解を示している。

前場でのラファージホルシム社の市場占有率は1%増加した。

「今回の買収は同社に大きな相乗効果をもたらすだろう。事業規模拡大の大きな一歩となった。」とヴォントベルの経済評論家、バーン・ポメレーン氏は語った。

ロイター通信

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