
リヤド:サウジアラビアの科学者らは、宇宙線が人工衛星に使われる太陽電池の効率にどのような影響を与えるか、研究する計画だ。
サウジ宇宙委員会は、中国載人航天との間で、来年、中国宇宙ステーション(CSS)でのミッションを実施することに合意したとSPAが報じた。
これは、国際連合宇宙局と中国載人航天から、CSS上での実験参加の誘いを受けたものだ。その目的は、宇宙ミッションのコストを削減するために、長期間にわたって効率よく機能する太陽電池を設計することだ。
サウジアラビアやアラブ首長国連邦などの湾岸諸国は、技術の進歩や、経済成長を支える化石燃料への依存からの脱却を目指し、宇宙開発に多額の投資を行っている。
サウジ宇宙委員会のアブドゥルアジーズ・ビン・モハメド・アル・アル・シェイクCEOは同委員会を代表して、実施プログラムに署名した。これには、アブドゥルアジズ王立科学技術都市と中国載人航天も署名する予定だ。